晩 餐 会

オレのブログって、晩餐(ヴァンサン)の取扱説明書みたいなもんだからな。

伊豆大島行ってきました

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遊びすぎて金がない

いや今年はちょっと出費が半端ないっすね。

夏を制する者だけが恋を制するからね、仕方ないね。

未だに彼女いないんですけどま~だ時間かかりそうですかね?

9/14(金)夜に出発~9/17(月)の夜に帰ってきました。

目的はダイビングです!

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BGM、行ってみよう!ビャオ!

www.youtube.com

まあ顔なんて特定できるわけないから目線なんていらないんすけどね...。

ご覧の通り野郎三人で行ってきました。ホモォ~。

雨降ってばっかじゃねえかよお前ん島ぁ

相変わらずの雨男発動で土日の間はずっと雨でした。

なので島唯一のスパ施設でプールと温泉交互に入ってました。

大島である必要ある?

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元町港前のほのおのつるぎ。

三原山登っても何も見えまへんでした。

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三原山登山口。SIREN感。

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山頂付近の三原神社。

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歴史ミステリーを訴えたいが為、迫真の「なぜか」。

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だんだん麺。ごま味強めの担々麺。

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部屋がやべえことになったくさや。

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大島牛乳のアイス。f:id:dernier-vincent:20180919234230j:plain

メダイのべっこう寿司。

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明日葉蕎麦。写ってないけど島名産の粉末唐辛子がクッソうまくて病みつきになった。

為朝の館跡

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弓一撃で船一隻沈めるとかいうやべー奴。門の中にはプリウス停まってました。

大島公園にて

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イケメ~ン?イケメ~ン?

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伝わんないだろうけどこのゾウガメほんまでかかってん。

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一緒に暮らすシカとワオキツネザル

21世紀のグローバル社会で我々に求められているのはこの姿かもしれない。

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椿資料館はマーベル映画に出てきそうな雰囲気ですこだ...w

以前は芸者遊びで栄えたという波浮港

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ボタンを押すと人形が動くギミックがあったのですが、動き出しがBGMが流れるより早かったんです。

ぼーっと眺めていた友人には突然人形たちが動き出したかのように見えて死ぬほどビビったようです。

赤塚不二夫作品みたいな飛び跳ね具合でビビってました。

バブル期に巨額の税金を投じて建てられたであろう火山博物館

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大島もやっぱ東京都なんやなって。

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長年の火山活動でできたバームクーヘン的な活断層

虫がでかい

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エスカルゴかよってくらいでかい。

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宿の部屋の中でも多くの虫達と出会いましたがこのアシダカ軍曹はダントツでビビりました。

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じゃあな!

富士浅間本宮大社行ってきました

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だから富士山と時系列逆だつってんじゃねーかよ

8/25-26に静岡市周辺を旅行してきました。

(ヽ´ん`)<目的は御嶽山への勝利宣言と翌週登る富士山への宣戦布告の意味を込めて、26歳の俺がファイティングポーズを決めるためです。

富士浅間本宮大社

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見てくださいよこの形!美しいでしょう!

浅間造という社殿ON社殿な珍しい作りです。(神社検定三級保持並感)

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おみくじはご祭神のコノハナサクヤヒメがデザインされています。

富士山の形をしたお守りが付いているのですが、富士登山中にストラップごと切れて失くしました(白目)。

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天皇皇后両陛下のお読みになられた和歌がありました。

(意味は)まあそう、よくわかんなかったです。

お前も教養磨かなアカンとちゃうんか?へい精進します。

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富士宮やきそば。ソースは控えめで魚のダシや魚粉で和風なテイスト。

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お冷は湧き水勝手に汲んでねスタイル。

久能山東照宮

家康が遺言で指定したというお墓。

登って分かった景観の良さ。

ここに墓作るのは良いセンスやと思うよ。(謎の上から目線)

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家康の遺訓は有名ですが、ここでも随所に見受けられました。

日光東照宮にもベタベタ貼ってあったはずなのに、その時はなぜか全く印象に残りませんでした。

日光は絢爛過ぎてあまり自分のこととして受け入れられない雰囲気だったのだと思います。

久能山は何となく等身大の人間家康が身近に感じられて、素直に彼の言葉に耳を傾けることができたんだと思います。

家康の遺訓

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

「おのれを責めて人をせむるな」←今の僕にほんと必要な言葉でした。

僕はちょっと完璧主義なところがあって、「何であなたはこんなことができないんだ」みたいな余計なことを言って周囲の人を傷つけてしまうことがたまにあるんです。

その時に「自分のあれやこれが十分であれば上手くいったのではないか」と、自分に原因を求める姿勢でいることができれば、周囲も傷つけないし自分の成長にもつながるとは思ってはいるんです。

実行に移せるかが課題なんですけどね...(^ω^;)

登呂遺跡

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教科書にも載ってるアレです。稲作文化黎明期を窺うことのできる貴重な遺跡です。

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マスコットのとろべー君。

資料館もなんかちょうどいい塩梅で良かったです。

余談

夜に静岡駅前のおでん屋さんで飲んでたら、忍者に絡まれたのは草生えた。

https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22003250/

この後「静岡住みやすそう」と言い出して、富士登山の翌日に静岡に就職活動に行った友人のバイタリティに脱帽。

まあ前々から仕事辞めたいとは言っていたんですが(ITエンジニアの闇)。

御嶽山行ってきました。

 

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富士山と時系列逆やんけ

8/18に御嶽山登ってきました。

行こう行こうと思って行ってなかったので、ちょうどよかったです。

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※EQUIP:まどろみの剣

うん、良かった

いやあ天気も良いし、登りやすかったし、

これと言って言うことねえなーどうすっかな俺もなー

終わるか

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※見てみておっきい🍄

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※ローアングルから撮ると完全にRPGに出てくる森林ダンジョンの妖精住んでるエリア

富士山登ってきました。

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単刀直入に申しますと、ロクな写真が無い

だいぶブログの更新が遅れてしまった...意識低いなオイ。

9/1-9/2の期間で富士山登ってきました。イヤークッソ寒かった。

見出しの通り、クッソ雨な上、なかなか携帯を取り出し写真撮影するタイミングが無かったので、ロクな写真がありましぇーんごめんなしゃーい(レ)。

大まかな工程

新宿から高速バスに乗り五合目へ→

高山病対策にふもとのレストランとがお土産屋でダラダラ2時間ほど過ごす→

土曜のうちに7合目まで→

日曜の夜明け前に出発し、早朝に山頂へ→

昼頃に五合目へ戻る→

16時頃バスに乗り新宿へ向かう→

打ち上げして解散

みたいな流れでした。

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※ご来光カレー:味はマズイ

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※山小屋のカレー:味はマズイ

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※味噌うどん:山頂という極寒の世界から舞い戻った後7合目の山小屋で食べた。

       水の貴重な富士山というブーストもかかり補正でクッソうまかった。

レポート

ヤマノススメ」で高山病の恐ろしさは学んでいたので、かなり呼吸や歩き方には気を使いました。

実は本格的な登山はこれが二回目で、素人ながら日本一行ってしまって次何処登ろうかって感じです。

買ったばかりの登山靴も富士登山だけで火山性の赤土に染まってしまいました。

山頂は2℃ほどな上、みぞれっぽい雪が強風で吹き付けられる状況でした。

雨が強くご来光も何も見えない状況で、山頂は見るものもなければ休むこともできなかったので神社参拝してすぐ降りてきました。

何しに行ってん...。

お鉢巡りはもう体がガクガク痺れてきたので断念。

まあまた来る口実ができたと思えば...今回は吉田ルートだったので次回は別ルートで挑戦したいですしね。

まああと2~3年はいいかな、辛すぎ...。

感想

装備ナメてる奴大杉

わ た し で す 。

いやぁ軍手で登ったんですが、岩盤よじのぼる時雨の中じゃ全然グリップ効きませんね。

あと寒すぎて軍手が濡れるとそこからドンドン体力奪われていきます。

食事もありすぎて困ることはないです。登ってるだけでだいぶ消耗します。

友人は一口羊羹を持ってきていましたが、食べやすいですしコンパクトでしたし糖分もとれていいと思いました。カロリーメイトだと口中の水分奪われますしね。

 

ザックカバーも無いとダメっすね。数時間強烈な勢いで雨に降られると、余裕でザックの中は水浸しになります。

荷物がダメになるというのもありますが、雨を吸ってザックが重くなるのもきつかったです。

 

あと目についたのは、サンダル、半ズボンなんかで来る方(特に外国人の方が多かったです)ですね。

五合目~六合目散歩して終わりならそれでいいかもしれませんが、それ以上はほんま危険ですわ。

目の前でアメリカ人っぽい女の子が半ズボンでコケて膝から血流して「Shit!」って叫んでましたが、そーゆうとこやぞ。

 

山頂のトレイで偶然、凍えてグッタリと壁にもたれかかっている東南アジアっぽい男性がいました。

観光地化された山とは言え、山頂では夏とは思えないくらい吹雪いてる世界です。

遭難ス!(激寒)

友人が上着を与えて、僕が山小屋に助けを呼びに行きましたが、大丈夫かなぁ...。

ただ彼の服装はパーカーだけみたいなレベルだったので、完全に装備不良です。

自己責任と言えば自己責任です。死んでしまう可能性だってあるのですから。

 

世界遺産になってから訪れる方の幅も広くなっているので、

来る方も呼ぶ方も、それなりの装備が必要だということを声を掛け合う必要がありますね。

最終的には人に迷惑をかけることになってしまいますし。

金が全て

トイレは一回2~300円、ちょっとしたお菓子が500円、コーヒー一杯や粉末コーンスープ一杯が500円、山小屋は素泊まりで9000円、思った以上にガンガンお金使います。

逆を言えば、富士山はお金さえあればある程度快適に登ることも可能という特殊な山です。

ジャラジャラと小銭多めで持っていくのがベターですね。荷物にならない程度。

運営側が...

何を勘違いしてんだとお叱りを受けそうなので多くは語りませんが...

偏屈な爺大杉内?

お土産屋もそうですが、特に各所の山小屋のスタッフが何であんな偉そうなのかわかりません。

具体的に言えば若いスタッフはそうではありません。概ねご老人の方です。

「山小屋はホテルじゃないから、同じサービスを期待する方が間違ってる」とか「観光客のマナーが悪いから高圧的に出がち」とか色々ご意見はあると思います。

標高の高い山の中の話ですから、一般社会と同じコンテクストで語れないというのは分かります。

ただ毎度毎度ああも喧嘩腰で来られると、せっかくの登山もシケますね...。

お金のやり取りをする以上プロなのですから、愛想よくしろとまでは言いませんが、少なくとも登山者にいちいち不快な思いはさせないでいただきたい。

僕の自意識過剰なのかもしれませんが...。

結論

五合目スタートとは言え富士山踏破したという事実だけがお土産

 

「夏の思い出~コミケ編~」歌ってみた verミジンコ

www.nicovideo.jp

すばらしい替え歌をひとつ

「夏の思い出~コミケ編~」歌ってみた verミジンコ

夏の思い出 すし詰めで込み合うりんかい線
会場へ乗り込んで向かったあのサークル
なんて思い出して 感じるこの季節が
来るたび思い出してる
思い出せる

夏の連休 早めから計画立て 正確な行動パターン
普段は呑気な「自宅警備員コミケならgdgdせず 朝から
点呼は完了 装備は良好 向かう先 夏ならではの戦場
山 川 より夏コミ ipodに入れた最高に電波な
アニソンかけガンガン 待機列照らす陽は散々 やる気はマンマン
なぜなら来るまで 妄想膨らまし 頭クラク
(コレ)は死亡フラグ!?
辛すぎるほどの暑さ 感じながらダラダラ汗流し
ニヤケながら過ごした夏コミ

コスプレに痛車 素晴らしい眺め 見に行く連れと気の合う同志で
隙あらばさ華奢な体に鞭打ち向かう 壁 島中
このルートが最短 なんていう算段並んだはいいが 動き出す予感ねぇ
同人誌 すぐ読み出すし 暑さにやられて倒れ出すし
ちょwwタイムです やめなさい あなたタイホです
なんてアブナげなバカカメは スタッフにお届け
台場じゃ花火打上げの話 戦友との語らいは楽しいばかり
人波が連れを さらってゆく 夏の終わりを わかっている
残るのではなく残すのである 夏の思い出はコミケにある

いくつ夏を走り抜けても 変わらないあのキャラへの萌え
なんだかんだで続け ピコ手だったうちも 今ではまぁまぁ有名
思い出す 二人で書いた合作 製本間に合わずにただ泣いた
マンレポ載ったのに落ちた夏は 友人のところに委託した
君が 百合が好きで いつか 買い子としてコミケ行ってからそのまま
ネタで買った同人グッズで 二次のロリの虜に
あれから月日流れて たくさんたまったスケブを眺めて
ブログで一人 レポートとか書いて
振り返るあの夏の思い出

片田舎で過ごす日常に(夏の日あの時 思い出す場面)
振り返るとき
見るだけでまた思い出してく
戦利品や性癖 また 増えてゆくだけ・・・

夏コミ 大手行ったら待つのみ
Bouce with me 3日間のラプソディー
日付変わる前から眠れずに Like a 小学生の遠足
減速できないヲタ街道 もう体がもたないよ
なんて言わず今年も参戦 辛すぎる Sun shine
それでも行きますか? 賛成~!!

夏の思い出 すし詰めで込み合うりんかい線
会場へ乗り込んで向かったあのサークル
なんて思い出して 感じるこの季節が
来るたび思い出してる
思い出せる

終わりはかない 夏は待たない
だが俺の嫁への思いはやまない
辛すぎる暑さ 思い出すはずさ、遙か
いやまた待ったら冬だ 
(新作の)ネタがない だったら何?(さっさと描きなさいよ!!)
夢物語を待つものばかり
思い出せる? 思いかける
間もなく俺らまた冬に会える

思い出せる
思い出してる
思い出せる
思い出してる

【ゲーム・アニメ紹介】AIR

また夏が来るね

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AIR

ゲーム:初回発売日 2000年9月8日 制作 Key

AIR|Key Official HomePage

アニメ:第一話放送 2005年1月6日 制作 京都アニメーション

TVアニメーション「AIR」公式HP

これ説明いる?

第一回のゲーム、アニメにまたがっての紹介です。

不朽の名作、泣きゲーの金字塔、「AIR」です。

もう有名過ぎて今更僕がレビューする必要なさそうですね分かります。

 

つい先日なんですが、10年以上ぶりくらいにこのゲームの実況を見てまして。

まあ年甲斐もなくおいおい泣いてたんですねこれが。

ガキの頃から何一つ成長していません。

高校生の頃、友達の家に集まって一晩でクリアしようとして、みんな疲れ果てて寝てしまったことを今思い出しました。

 

そんで懐かしくなって、アニメを一気見したんですが、ここでまた泣く。

ただでさえクソ暑い今年の異常気象を忘れるくらい、体中の水分出尽くすくらい泣きました。

憔悴して次の日の仕事すげえキツかった覚えがあります。

 

Key作品は他にも紹介したいものがありますが、まずはこの作品から紹介していきたいと思います。

 

【よさみ1】シナリオ

麻枝節、全開。

Kanon」時代シナリオの大枠を握っていた久弥直樹がKeyを退社し、ダーマエが自分の手で作り上げた一作目と言ってもいい作品。

だからなのか、やりたい放題。

クズ主人公、ファンタジー要素、そして容赦ない「死」。後続のゲームにも受け継がれていくスタイルですね。

エロゲだけどエロ要素はほんと各ヒロイン1シーンだけとかのレベルで、ファンから「エロいらんかったやろ」と言われるけどエロゲ会社の作品なので仕方ない。

重要なことは、エロ要素入ってるゲームだろうと、シナリオが神ってれば問答無用で人を泣かせることができることを証明したこと。

若干のネタバレだが、現在、過去、そして(もう一つの?)現在という三部構成。

そしてそれらが複雑に絡み合った運命の中で、登場人物達の強く生きようとする姿勢にナキソ、号泣するよ。

【よさみ2】サウンド

折戸伸二、戸越まごめ麻枝准

 ↑この布陣今考えたら頭おかしい…。

DREAM編EDではインストだった「Farewell Song」がAIR編EDでオンボーカルで流れ出すのふっざけんなやめろバカ!

ゴールシーンの「青空」もう辛すぎて直視できなかったゾ…。

ていうか何気ないシーンの「夏影」がもうボディブローのように効いてくる。

そういや「鳥の詩」が国歌だった頃のオタク界隈は楽しかったなぁ。

【よさみ3】グラフィック

「ONE~輝く季節へ~」→「Kanon」で完成されつつあった樋上いたるの作風が一層洗練された。

いたる絵の好き嫌いはあって当然とは思うが、「AIR」という作品の魔力はいたる絵抜きには語ることができないものだろう。

人間味というものを前面に押し出した結果、異様に目がでかくなって離れただけだから…(震え声)。

そして地味に背景の掻きこみ具合がすごい。

夏の1ページを切り取ったかのような、そんなリアリティを持って迫ってくる。

アニメ版も言えることだが、生活感というか、生活がリアルタイムでそこで進行している感覚を起こさせるがすばらしい。

【よさみ4】声優陣

まず主人公がゲーム版で緑川光、アニメ版がONDISKっていうのがもうね…。

そしてメインヒロインの神尾観鈴ちんが川上ともこさんって言う…。

裏葉役の井上喜久子姉貴も演技に色気あっていいゾーこれ。

AIR編終盤の神尾春子役の久川綾姉貴の演技はアニメ・ゲームの歴史に名を刻んでもいいくらい迫真の演技だと思う。

【余談】

実は今年和歌山県美浜町聖地巡礼に行ってきたんですが、

街の景色が変わってしまったのか、それとも僕が見つけられなかっただけなのか、

砂浜とみちるが漁っていたゴミ捨て場以外、何一つ、それらしい場所は見つけられませんでした。

なぁにがいけなかったんでしょうかね~。

www.youtube.com

【アルバム紹介】ENDEAVORR/MAPLEZ(ひろしまMAPLE★S)

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ENDEAVORR/MAPLEZひろしまMAPLE★S

第一回はどうしようか悩んだけど、結局この一枚でした。

僕は音楽ネタに関しては、アイドルオタク・アニメオタクである以上に、ロックオタク(特に洋ロック)であると自負しています。

何も世の中のロック評論家や、アマチュアでも名盤レビューブログをやっていらっしゃる方に知識量で勝負を挑もうとしているわけではありません。

ただ僕のオタク具合が ロック>その他 という構図なだけです。

なので、このブログでレビューするアルバムの一枚目は一番大好きなロックバンドのアルバムの予定でした。

高校生の頃から、今でも聴かない日は無いくらいのアルバムです。

しかし先日参加したTOKYO IDOL FESTIVALで、毎年会えていた彼女達に会えなかった。その違和感が、僕を心変わりさせました。

解散してしまったけど、すばらしいアイドルがいたことを知ってほしい。

MAPLEZ(メイプルズ) 公式サイト

先日7月29日、惜しまれつつ解散してしまったアイドルユニット「MAPLEZ」。

広島県ローカルアイドル、所謂ロコドルです。

LinQ、HR、ひめキュンフルーツ缶山口活性学園、ミライスカート、大阪☆春夏秋冬などと共に西日本ロコドル黄金時代を築き上げたアイドルでもあり、僕の1推しでした。

今回紹介するアルバムは彼女達が「ひろしまMAPLE★S」名義に出した「ENDEAVORRR」という作品です。

それでは、どうぞ、ご欄ください。

アーマーゾーン

視聴はここから

1. 4112(SE)
2. アイソレーター
3. ENDEAVORRR
4. BLAST×BLAST
5. 恋のセンセーション
6. Boom! Boom! Miracle Emotion
7. BRIGHT!!
8. RPM
9. トキメキ!とまどい?Nightmare♪
10. 乙女達のアンビシャス
11. Never Ever
12. ウルトラネイビー
13. でこぼこ道~きっと忘れない~

【よさみ1】曲が良すぎる。

アイドルとは言え音楽アルバムである以上、これが真っ先に出てなんぽじゃないでしょうか。

MAPLEZは2ndシングル「恋のセンセーション」以降、Oscillophoneというサウンドチームの楽曲で勝負してきたのですが、これがもうアタリしかないんすよほんまに。

サウンドプロデューサーのマツモトマサヤ氏は天才です。

毎度こんなに継続してヒット打ち続けられる人おらんやん。そんなんできひんやん普通。

まがいなりにも(ジャンルはまたいでますが)数万曲は聴いてきた男なので、「曲の良さ」ってのはすぐ気づきました。

EDMというジャンルは一辺倒なユーロビート調になりがちなんですが、このアルバムの収録曲は全てキャッチーかつドラマティックな展開を持っており、一曲一曲個性があります。

そしてその個性達が高いレベルで統一感を持っているので、気づかないうちに何周に渡っても聴きこんでしまうのです。

【よさみ2】サウンドが心地よい。

電子音というと長時間聴くと聴き疲れが起きてしまうイメージがありますが、このアルバムは絶妙に耳に心地よいデジデジ具合とシンセのフヮ~感が漂っています。

ギターリフでエモさを醸し出すのはよくあるアイドルですが(それが悪いわけではありません。僕も大好きです。)、このサウンドチームのギターはいい意味で添え物です。

だからザラつかない。奥行きを持ったまま、まるでライブハウスに今まさに自分が佇んでいるような空間性を持ったサウンドなんです。

ドラムの「打ち込みッ!」って感じの、思わず身体が縦揺れしてしまうようなビート感も心地良いですね。

現在ヲルタナティブに完全移籍した小泉明音を始めとして、歌い手も全盛期メンバーなので、当時の彼ら・彼女達にしか作れなかった作品と言えるでしょう。

歌詞も、ちょっとPCに詳しい人ならニヤリとしてしまうIT用語が含まれているのが面白いです。

【よさみ3】沸く

キャッチーかつドラマティック、ライブでの披露を念頭に置いたかのような曲作り。

オタクが興味を示さない筈もなく…。

ライブでのMAPLEZオタク達の熱さったらないです。

勿論このアルバム以降の曲もセトリに入るのですが、あくまでこのアルバムが主力と言い切れるでしょう。

アイドル現場全体に言えることですが、あのみんなで必死になってバカやってる感が楽しいんですね。

そしてその感覚はメンバーとオタクが共同で作り上げるもの。

その媒介役として、このアルバムの果たした意味は非常に大きかったと思うのです。

 

まあまあ頻繁に人の入れ替わりがあったアイドルでしたが、その度に残ったメンバー達は「また盛り上げていこう」と気持ちを切り替えて頑張っていました。

そしてオタク達も、それに慣れてというのも変な話ですが、「メンバーがオタクが悲しまないよう気を使ってるんだから、オタクもメンバーを悲しませないように盛り上げていこう」っていう、良いのか悪いのか分からないループがあったのも事実です。

完成度や雰囲気の違いはあれど、「同じ曲」を合言葉にして、何度もメンバーとオタクは一つになることができたんですね。

このアルバムは、離れそうになるメンバーとオタクの心の繋ぎとめる楔でもあったんですね。

【この曲を聴け!】

代表曲である「RPM」と言いたいところですが、

明確にこのアイドルの方向性が固まった曲という意味合いも含めて、「恋のセンセーション」を聴いてほしいです。

爽やかなEDMってなかなかないじゃないですか。

たぶんアイドルだけじゃなく、現代のアーティストでこのテイストの曲作る人っていないんじゃないかな…。

なんていうか、「似てる曲がない」。

【個人的な話】

僕は瀬戸内海沿岸が好きで、特に広島県は将来移住してみてもいいかなと思うくらい惹かれている県です。

学生時代青春18きっぷで広島を一人で巡ったこともあります。

そんな「広島県」というバイアスがかかった状態で見る彼女達は、僕にとってはすごく輝いて見える存在でした。

 

振り返ってみると、このアルバムの曲はここ数年の僕の思い出と少なからずリンクしていました。

横浜で教師をしていた友人が、心身を病んでしまいやむを得ず地元に戻ると言っていた際、一緒に酒を酌み交わしながら聴いていた曲が「RPM」でした。

 

社会人になって前職を続けられる自信が無くなり、一度トロピカル無職になってしまった期間もありました。

会社を辞めた勢いで、秋葉原の家からチャリンコ(ロードバイクとかクロスバイクではない ※ここ重要)で伊豆半島を一周しに行ったこともありました。

炎天下の中、足を吊りかけつつ登り切った霧香峡から伊豆縦貫自動車道を下る際、BGMにしていたのは「恋のセンセーション」でした。

今でもこの曲は勝手に僕の中で伊豆の美しい海と山と、下り坂で全身にぶち当たってきた熱風の記憶とリンクしています。

 

ITエンジニアという進路を見つけ、就職の為にプログラミングを学んでいる間、自分への応援歌としてリピート再生していた曲が「ENDEAVORRR」(直訳で<努力する>)でした。

 

新しい職場で心機一転、次のキャリアをスタートさせようと決めた日。

通勤中の京浜東北線で聴いていたのは「ウルトラネイビー」でした。

 

昨年のTIF2017で、人生で一番沸いたと言い切れる曲が「BLAST×BLAST」でした。

(あの時一瞬天国見えかけたもん。金色の雲の切れ間に白い宮殿がある感じの)

 

解散してもこのアルバムを聴かないことはありません。

むしろ解散してからもっと聴いてます。

もっと無理してでも、時間体力金銭を工面して彼女達の現場へ足を運ぶことができたのではと後悔することもしばしばです。

ただ、僕が今までもこれからも一番夢中になったアイドルのCDはコイツです。

 

人生の良かった瞬間を思い出すと、必ずその時に好きだった曲があるんだ。

もしくは、特定の曲を聴くと、人生のある時期を思い出すね。

それが悪い時期だったりもするんだけど、僕にとって音楽は人生のサントラに近いんだ。

   トレント・レズナー

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